【Interview】2000s

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ーーまず最初に簡単なプロフィールからお聞かせ下さい
よろしくお願いします!僕たち2000s(トゥーサウザンツ)は2014年に香川県高松市にて結成しました。高松在住のシオ(Vo&Gt)とタケ(Dr&Cho)、大阪在住のシンヤ(Ba&Cho)という感じで結成当初から遠距離バンドでしたが、1年半くらい前にタケが愛媛県の松山に転勤となったのでより一層遠距離の様相を呈し始めているようなバンドです(笑)

ーー結成のいきさつ、バンド名の由来は?
2000sの結成前にDrのタケと某SNSで知り合ってから数年別のバンドを一緒にしてました。だけど参加メンバー全員の好きな音楽や嗜好を取り入れすぎるあまり、気づけば自分のやりたい音楽とはかけ離れてしまって。。年齢も30歳くらいでまぁまぁな年齢にさしかかっていたので、死ぬまでにもう一回ただただ自分が純粋に好きな音楽をやりたいと思い、脱退してメンバーを募りました。そして信頼おけるメンバーだったタケと高校時代に一緒にバンドをしていたシンヤを遠距離ながら誘ったら快諾してくれて結成に至りました。二人とも1伝えると、2~3拡大解釈してくれるほど、僕のニュアンスを理解してくれているので、いいメンバーとバンド出来てるなと思います。バンド名については、後述しますがバンドに圧倒的に影響を与えてくれたRON RON CLOUの新井仁さんが、SCOTT GOES FORというバンドの前身バンド(間違っていたらすいません)として1970sというカバーバンドを結成されていて、それに影響されてです。2000なのは僕とシンヤが昔していたバンドの結成年が2000年だったからです。そこから始まってる的な感じですね!

ーー3つのキーワードでバンドを表現すると?
「パンク・ラーメン・うどん」でしょうか(笑)メンバー全員とてもラーメンとうどんが好きなので(各メンバーのSNS参照といったところです笑)。

ーー今作のコンセプトとか目指したサウンドは?
コンセプトいうほどのことはないですが、ルーツを惜しみなく出したサウンドでしょうか。このバンドについては正直オリジナリティを追及するような思いが結成当初から全くなくて(笑)、曲のタイトルやフレーズやリズムやらを好きなバンドなどから露骨なくらいにインスパイア受けまくって、それらを凝縮して放出するっていうのが、強いていうならコンセプトかもしれません(笑)元々好きなミュージシャンが影響受けたバンドや好きなバンドをがっつり話してくれるような人が圧倒的に多かったので、そういう感じに憧れますね。「俺たち唯一無二っす」感は全くありません(笑)だから一応最初はPOWER POP/PUNKっていうキーワードから始めましたけど、初期パンクもメロコアもスカもブリティッシュビートもガレージもロカビリーもモータウン系も、なんならアイリッシュやダブまで。なんでもやろうとしてきました。でももちろん形に収まってないと披露できないので、お蔵入りした曲はたくさんあります。1回ライブでやってみて永久追放になったド闇歴史な曲まで(笑)長くなりましたが、今作についてもそういう姿勢のもと作り上げたという感じです。

ーー制作は順調に進みました?苦労した点などありましたか?
やはり全員遠距離の為、事前準備や録音のスケジューリングなどは苦労しました。とどめにレコーディングスタジオ(STUDIO TORIGORO)が徳島県だったので、ミックスは立ち会う事もできず大変だったかなと思います。仕事の合間もずっと各自その都度の音を聴きながらLINEで意見出し合って、それをまとめてエンジニアに送ってってゆう作業を何度か繰り返して。その時は公私ド混同でやってましたね(笑)

ーーレコーディング時のエピソードとかありますか?
スタジオの休憩室がお茶をたてれそうなくらい落ち着く和室だったので、お菓子を食べ過ぎましたね(笑)徳島県なんでREC後の徳島ラーメンも最高でした!あと、「Now let’s go」(6曲目)という楽曲の録りが終わった日は、タケと二人で車で帰りながらその日の音を聴いてて、「結構良い感じに録れてるな!」って二人してテンションあがっちゃって、急遽そのまま呑みにいきましたね(笑)タケは急遽高松に泊まりみたいな(笑)

ーー全曲解説お願いします!
M-1 Who killed 2000s?
タイトルは某世界一有名なパンクバンドに関する所から拝借しました(笑)一応前作の1stデモもそうだったんですが、1曲目はバンド名を冠した半インストの楽曲にしようと決めているんです。これはメンバーが敬愛するPOTSHOTの手法からきてます(笑)ウォーウォーものが多いのもPOTSHOT、BALZACの影響です。曲的にはなんかパンクな曲作りたいなと思って意識して作りました。でもサウンドはパンク過ぎず、音圧感・ラウド感は不要みたいな。ちなみに一部に某DOUBLE BOGYSさんからインスパイアされたフレーズ・リズムを使用させて頂いてます。
M-2 Runaway boys
タイトルは思いつきですが、某世界一有名なネオロカビリーバンドのあれです(笑)偶然ですが、書きたかった歌詞とリンクした和訳だったのでちょうどいいなと。楽曲は僕がとても敬愛しているオーストラリアのThe Living Endというバンドの楽曲にインスパイアされて出来ました。リビングエンドって一言でゆうとパンカビリーというジャンルで、グレッチ持ってウッドベースでドラムは元々スタンディングスタイルだったりパッと見、男らしいバンドなんですが、メロディーとか歌詞が結構アンニュイというかニュアンス的にエモみがあったりで唯一無二な要素持っててすごく好きだったんです。僕個人のギタースタイルもめちゃくちゃ影響受けてて、今回の音源全体への影響も結構ありました。この曲はその中でもめちゃくちゃシンプルなやつ。サビは定番メロなシンガロングものなんで、どうぞ唄ってください。(恥ずかしければ心の中でオッケーです笑)
M-3 Right now
いわゆる踊れる曲つくりたいなって思って作りました。個人的にモッシュ&ダイブとかのカルチャーも嫌いじゃないし、むしろ好きなんですが、昔大阪に住んでた時にクラブロックの魅力にどっぷり浸かりまして、ギューギューじゃない狭めのライブハウスとかクラブでお酒片手に、時にはお酒をこぼしたり隣りの人と肩を組んでみたりテキトーに踊るみたいなノリがとても好きで、そうゆうの意識しました。スカの曲とかも作ってますが、やっぱ売れてないバンドのライブでスカダンスってハードル高いですし(笑)フロアにダメダメな酔っ払いが多発するハッピーな空間を想像して作りました(笑)あと地元高松にあるTOONICEというとてもサイコーなライブハウスについても唄ってます。県外の方にもバシバシ遊びに来て欲しいようなサイコーな遊び場です。

M-4 TOY TOY TOY
インストです。タイトルもそうですが、おもちゃ箱をひっくり返したようなワチャワチャした曲が作りたくて。大好きなROCKIN’ ICHIRO AND BOOGIE WOOGIE SWING BOYSとSUPER STUPID、THE REZILLOSなどのテイストを意識して作りました。
M-5 RAMEN
ほぼほぼアルバムタイトルな曲です(笑)曲は70s~80sあたりのパワーポップが好きな人なら開始1秒で元ネタが分かるあの曲を耳コピしてる時に出来たイントロのフレーズがなんか良くて、しかもなんかラーメン感漂うフレーズだなってなって(笑)自分ら全員狂ったようにラーメン好きだし、なんか面白い曲になりそうだなと思って作り上げた感じです。手前味噌ですが、語感・和訳ともに最高な歌詞が書けたと自負してます(笑)ただ鶏白湯に強いこだわりがあるわけではなく、ただ歌詞を書いた時に自分ら的に流行ってたというだけです,そこは(笑)イントロ以降はOPERATION IVYやそれに影響を受けた日本のバンドとかのテイストを意識して作ったスカパンクです。唄いながらギターのリズムキープするのがとてつもなく難しい曲なのがド難点です。。。
M-6 Now let’s go
これも個人的には曲・歌詞共に満足している楽曲です。最初はTHE POGUESとかFLOGGING MOLLYみたいなアイリッシュな曲作りたいなって所から始まりました。でもやってみるとアイリッシュというよりカントリーな感じになって、やっぱフィドルやらバンジョーやらアコーディオンやらそうゆう楽器無しでケルト感出すの無理だなと(笑)ただカントリー感で思い出したのが、Runaway boys同様のThe Living Endの「I’ve just seen a face」という曲。これはビートルズのカバーなんですが、このカバーが昔からめっちゃくちゃ大好きで。。いつかこんな曲をアコースティックでやってみたいなみたいなのはうっすらあって。アコースティックでは無いけど、いい機会なのでこれを参考に曲作りしてみたらとてもいい感じに仕上がりました。ただ、最初はより一層音圧感を排除してテンポももう少し落としてやるつもりだったんですが、メンバーとライブでやっていくうちに今のアップテンポ・シンガロングな感じに仕上がっていきました。歌詞も書きたい事書けたので、もう基本的にはこの曲を遺書代わりにして死んでもいいなという感じです(笑)

ーー影響を受けたアーティスト/バンドを3つ挙げてください
すごくありがたい質問ですがやっぱ難しい質問なので、「2000sをやる上で」という条件を付けさせていただきます。
1.The Clash
ここはやっぱ外せません。パンクとかパワーポップとか抜きにして、一番好きなバンド。最高に多様性・バラエティに富んだクールな楽曲達に加えてクールなルックス、ファッション、アティトュード。全部好きです。スカもレゲエもダブもパブロックもガレージもブリティッシュビートもこのバンドに教わりましたし、当時持っていたヒップホップやダンスミュージックへの理解の欠如もクラッシュ聴いて無くなったし、「むしろ好き!」って思うようになりました。
2.RON RON CLOU
このバンドもやっぱ外せません。2000sを始める時に「RON RON CLOUみたいなバンドをやりたい!」ってとこから始まったので(笑)クラッシュ同様いろんな音楽を教わりました。パワーポップ、ネオモッズ、初期パンク、ネオアコ、USポップスなど。僕は大学生時代にサークルや軽音楽部のようなコミュニティを軽視する腐った人間だった(笑)ので、入学したての頃はほんとに大学に2、3人しか友達いなかったのですが、そんな頃にロンロンに出会って、おかげで暇する事なくディグりキャンパスライフを送る事ができました(笑)ちなみにボーカルの新井さんについては、実はロンロンではなく14歳くらいの時にnorthern brightを聴いて出会っていて、同一人物と知った時は腰が抜けた記憶があります(笑)
3.LOW IQ 01
SUPER STUPIDも好きですが、LOW IQ 01です。2000sには多大な影響を与えてますね。もともとカバーを沢山してたり、カバーが上手なバンドが好きというのもありますが、イチさんは選曲・アレンジ含めピカイチかなと。いつも圧倒的に驚かされるアレンジで、DJとかたまにする時はいつもスピンさせてもらいますね。中でもCyndi Lauperの「Time after time」のカバーがめっちゃ良くて。。その流れでシンディはもちろん女性ボーカルのポップスやR&Bにもはまりました。あと色んな音楽を教えてもらったのはもちろんですが、イチさんからはライブパフォーマンスの重要性も学びました。ステージング・MC・演奏、全てがエンターテインメントで。あと学生時代はやっぱりファッションも参考にしました。

ーー今後の活動予定、目指していきたいことは?
昨年までは恥ずかしながら年1~2回のライブでした。遠距離だったりメンバーが小売業だったりする関係でシフトの都合上、土日の休みがとりにくっかたりするので、練習含め基本月1回の活動のようになってます。ただ、今回はCDをリリースした手前もあるので、先日の岡山(9/14strike three!企画)含めて来年の2月までで計4本のみのツアーのようなものがあります。それに合わせてTシャツを作ってみたりで、メンバーの志気もかなり上がってきているようには感じるので、無理の無い程度で若干ペースを上げれたらなとは思ってます。でもメンバーの家庭や仕事もあるし、僕自身も家庭があるのでほんと無理無い感じに。そういう意味ではstrike three!ファズモトさんの家族を巻き込んでツアーするスタンスはとても画期的だと思うので、いつも参考にさせてもらってます。実現はなかなか難しいでしょうが(笑)

ーー最後にファンの皆さんにメッセージを!
全国3名くらいのファンのみなさん、こんにちは(笑)今後も頻度的には数少ないとは思いますが、機会があれば行ける限りの場所へは行きたいと思ってますので、是非その際はお誘い合わせの上、遊びに来てもらえると嬉しいです!近しいジャンルのバンドの方もよろしければ仲良くしてください~!当方ポップ人間ですので!笑

2000s_eatramen_jacket2000s “EAT RAMEN”
香川発、90sパンク/パワーポップを軸とした3ピースバンド 2000s の6曲入りミニ・アルバム。スカやネオモッズからカントリー、モータウンまで、様々な要素を独自のパワーポップフィルターで湯切りした麺固コッテリマシマシ全部入り!!
1.Who killed 2000s?
2.Runaway boys
3.Right now
4.TOY TOY TOY
5.RAMEN
6.Now let’s go
startrip online shopにて絶好調発売中!

EAT RAMEN release tour
・2019/10/26(土) 高松TOONICE(2000s企画)
・2019/11/23(土) 京都西院ネガポジ(SOD2001企画)
・2020/2/23(日) 松山星空JETT
HPhttps://2000s-official.tumblr.com/
試聴サイト(Soundcloud):https://soundcloud.com/2000s-1/
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