The Boys With The Perpetual Nervousness “Dead Calm”

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スコットランドのAndrew Taylor (Dropkick) と スペインのGonzalo Marcos (El Palacio de Linares)、2人の国境を超えたコラボレーション!
The Boys With The Perpetual Nervousnessというユニット名は、ご存知The Feeliesのアルバム「Crazy Rhythms」収録曲から。
2011年頃から親交のある2人、初作品は昨年7月にThe Tree House Melodiesとのスプリット7インチに収録した”Nervous Man”。その後も熱は冷めやらず、ついにアルバムを発表と相成ったわけです。
歌詞とドラムはGonzalo、その他の楽器と作曲はAndrewと見事なまでの役割分担で、わずか2~3日の間に10曲を書き上げたそう。ほぼ修正なしのフレッシュな状態のまま、マドリードでドラムとアコースティックギター、ボーカルを録音。数日後、エジンバラに戻ったAndrewがベース、ハーモニー、エレキギターをオーバーダビング。レコーディングに費やした時間は20時間程度とのこと。まさに「Don’tr think, Action!」

ユニット名を冠した#1″TBWTPN”からもう感涙。リッケンバッカーの音色でこんなオブリガード決められたら鳥肌立っちゃうよ。The Byrdsを彷彿とさせるジャングリィな#3″Close The Doors”#4″Southern Words”#6″Nervous Man”などは、これぞAndrewの真骨頂。#8″Sparkle”#9″Start It Again”などはTFC好きにも大いにアピールできる楽曲。てかTFCファンにはAndrew Taylorをもっと知ってほしい!と願うばかり。
トータル・タイム約25分、すべて1テイクか2テイクで録音された今作は、まさに「Don’tr think, Feel!」。一切の無駄も迷いもナッシング。時間があると「もう1テイク録ってみっか」とか負のスパイラルに陥ることが多々あるんだけど、結局最初のテイクが1番良かったというのはよくある話。テイクを重ねるごとに段々ミスを恐れた守りのプレイになってしまったり、上手く弾こうなんて背伸びして実力以上のことやろうとしたり…あ、これは僕のことか。それはさておき、1テイク目の適度な緊張感と邪念のないフレッシュな状態での演奏って、何か素敵なサムシングが宿っているんだよ。きっとそう。そうに違いない。Do you believe in magic? 魔法を信じるかい?これが魔法だよ。
ラフな中にも作り手の温もりがしっかりと感じ取れて、この上なく気持ち良い。パワーポップ遠距離恋愛が見事に成就した傑作盤!

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