Colman Gota “And The Loser’s Choir Sings”

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2015年から運営している当サイトで、Colman Gotaのアルバムを紹介するのは、これで3度目。少なくともこの4年の間に3枚のアルバムをリリースしているという訳で、これはこれはなかなかの多作家ぶり。作らずにいられない、そして作ったら録らずにいられない、きっとそんな性分。
さてさて、前作からおよそ2年ぶりに発表された最新作「And the Losers Choir Sings」は、これぞベテランの味!進化よりも頑ななまでの深化。老舗の味に斬新さは求めないでしょ?ラーメンで例えると、町の中華屋の醤油ラーメン。○○系とかコッテリマシマシとか額にタオル巻いて腕組みしてる感じじゃなくって、やたらメニューいっぱいある昔ながらの中華屋のラーメン。懐かしい味、たまに食べたくなる味、そうそうこれこれっていう、ね。そんな感じです。伝わった?ラーメンで例えるから、よくわからなくなるんだよね、うん。ごめん。変わらない良さは安心感へと繋がるしファンとの信頼関係もより強くなっていくものです。Tom Pettyを彷彿とさせる歌唱と曲調、奇をてらうことのない演奏、この朴訥とした不器用さが彼の持ち味。でも、#4 Lonely Tonight で聴けるアレンジとか、#5 Practice Roomのサビ前で入るハーモニーとか「だけじゃないよ!」ってな感じが伝わってきて、とても良いのです。
そして、Colman Gotaといえばプロデューサーは勿論この人Mitch Easter。Colman Gotaが90年代から率いているバンドInsanity Waveの3rdアルバム「The Minor League」からの付き合いというから、もう20年来の仲。良き相棒ですね。
素朴な味の中にも、随所に感じる”こだわり”。例えばあっさりなのにコクがあるスープ。だから、思い出したように妙に食べたくなるんだよね。って、最後までラーメンかい!

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