【Review】Go Time! “Six”

GoTime!
ほとんどの楽曲の作詞作曲を手がけるScott Niekelski (Vo/G/Keyboards)を中心に、Steve Grzenia (D/Vo)、Paul Schmidt (G/Vo)、Mark Marketti (B/Vo)からなる4人組Go Time!。それぞれ30年以上地元シカゴのシーンで活動してきたベテラン。そんな彼らの文字通り6枚目となる新作「Six」は、全18曲の大ボリューム。もう、自分たちの「好き」にとことん忠実な懐かさを感じるパワーポップ。
‘Human After All’や’Misperceived’、’Misperceived’などで聴ける、ザクッとヘビーに歪んだギターに甘酸っぱいフレーズが絡むというのが彼らの十八番スタイル。だけど、それ一辺倒というわけでもなく、例えば’Broken’や’Crash Land’、’On The Brink’などはアコースティックギターが効果的に使われていて、ちょっとR.E.M.などを彷彿とさせるところもあるし、’Way Out’や’Lost Or Found’は、むしろガレージ。
全体を通して聴くと、どこかバタバタした感じもちょいちょいあるけど、あばたもえくぼってことで、何か憎めないんだな。年齢やキャリアを感じさせない…いや、むしろキャリアを重ねたからこそのフレッシュさと言っても良いかも。自分たちがティーンだった頃、毎日のように聴いていた楽曲、その影響をまっすぐ出して演奏している。そこから感じられるのは「今、バンドをやれている」という喜び。気の合う仲間と週に1回顔を合わせて音を出す、年取るとさ、それだけで嬉しいもんだよ。

SONG LISTING;
01. Human After All
02. Drop The Act
03. Close To Home
04. Friendly Fire
05. Broken
06. Misperceived
07. Living Beyond The Fray
08. Tensions Simmer
09. Black Space
10. Way Out
11. On The Brink
12. Might Not Be Enough
13. Old Habits Die Hard
14.Lost Or Found
15. No More Tomorrow
16. Crash Land
17. Reading The Coordinates
18. Straight To Snuff