【Interview】Osamu Satoyama (The Mayflowers)

Mayflowersーー現メンバーでの初ライブ、お疲れ様でした。ずばり今の心境は?
里山:やっぱりライブは最高だなぁ
素晴らしいギタリストが加入してくれたなぁ
そして、ルイージは最高のドラマーだなぁ
The Mayflowersをやれている事に感謝しかないです。
 
ーーコメントからも充実感が伝わってきます。1度ライブをやってみての感触、手応えは?ライブで演奏してみて、確信めいたものとかあります?このメンバーで出来そうなこととか。
里山:野外フェスティバルだったんですけれど、幅広い年齢の方が盛り上がってくれて気持ちよかったですね。ギタリストの大瀧くん加入から1ヶ月。まだまだ荒削りな部分も多かったと思うのですが、楽しく演奏できましたよ。このメンバーで出来そうだなぁと思う事、 やる前から予想はしていたのですが「ハードロック」だと確信しました(笑)2周、3周して、高校生みたいな新鮮なモチベーションでこのテーマに挑めそうな気がしています。(結構マジ)
 
ーーハードロック!The Mayflowersのハードロックって、なんとなくThin Lizzyあたりを彷彿とさせます。どこかしらポップな香りが漂うハードロック。
里山:Thin Lizzyいいですね!
昨年のハリケーン#1とのジャパンツアー時にはThin Lizzy「Boys Are Back In Town」や、Sladeの「Cum On Feel The Noize」をオアシス・バージョンでカヴァーしたりしました。Thin Lizzyはメタルなバンドと世間には思われてますがアイルランドの英雄ですし、実はこの曲だってジャジーなコードつかわれてたり、初期はトラッドフォーク、サイケロックなんかやってたりして実は音楽的にもしっかりしているんですよね。ハードロックの予兆が実はその辺からあったんですよね。

Mayflowersーー懐が深いですよねThin Lizzy。HR/HMのバンドと思われているのがもったいない。そういえば、初ライブのセットリストはどんな感じだったんですか?田口君の時との変更点とか、大瀧君の加入でしばらく眠らせてた曲を復活させたとかありました?
里山:昨年もこのフェスティバルに出たんですけど、実はその時とほぼ!セットリスト同じなんです(笑) しかし、ギタリストが変わるだけで出音も見た目もこうも変わるのかと!! お客さんからも「よりロックになったね」という反応を沢山頂きました。
 
ーー僕もYouTubeで観ましたが、サウンドが一気にレイドバックしましたね。
里山:大瀧君のカラーを生かしたいなぁとバンマス的には考えていたので、 サウンドも衣装も70年代的なものを意識してみました。 僕の帽子のつばも5cmアップしてるんですよ(笑) The Mayflowersの結成当初の感じに少しレイドバックするのかもしれません。
 
ーーもしかして、久しぶりに髪伸ばします?そういえば、The Mayflowersと僕らBoys On The Beachが初めて対バンした時(2009年@新宿レッドクロス)って、結構そんな感じでしたよね。
里山:そうなんです。懐かしいですね~レッドクロスでの対バン。あの頃は僕もまだ尖がってたのでなんか失礼なことしてませんでしたか?
初期の頃はメンバー全員がベルボトムに柄シャツだったのでツアー先の九州の方のライブハウスの店長からはベルボ君とあだ名付けられたりしてましたね。本当は髪伸ばしたいんですけどね、大人の事情が(笑)今、自分の昔のロン毛見ると気持ち悪いんですがね(爆)
 
ーー僕も自分の若かりし頃の長髪ベルボトム時代の写真は直視できない(笑)。大瀧くんはかっこいいわぁ長髪似合うし。Black Crowsとか一緒にセッションしたい。今回のギタリスト募集に際し、1番こだわっていた点は?そして、大瀧君に決めた1番の理由は?
里山:一緒に楽しく、そして真剣に音楽がやれる人なら来るもの拒まずの気持ちでしたが、 ギタリスト応募頂いた方々、心配をよそに皆さん真面目で良い人ばかりでした。 その中でも初スタジオで、長髪、ベルボトム、馬鹿でかいエフェクターボードを持参 、今すぐにでもステージ上がりますというようなロックな雰囲気と姿勢を持ち合わせているのは大瀧だけでして(笑) その場ですぐに加入が決まりましたね!!そして、森さんの長髪時代の写真カッコよかったですよ~(マジ)
 
ーーまたまた(笑)。まだ全貌はヴェールに包まれているところもありますが、60〜70年代の古き良きクラシック・ロックの雰囲気が伝わってきます。里山さんから見て大瀧君はどんなタイプのギタリスト?
里山:田口君はバッキング・タイプのソリッドなフェンダー系ギタリストだったと思うのですが、 大瀧君はもっとブルージーでリフ&ソロイスト的なギブソン系ギタリストだと思います。 より60〜70年代の古き良きクラシック・ロックの雰囲気が出るのかなと思います。二人ともイケメンですが(笑) 見た目も短髪から長髪になったことで60年代から70年代になったThe Mayflowersと言った所でしょうか。丁度ステージ衣装とかもイメチェンしたかったので大瀧くん加入で一気にそっちへシフトするかも!?
 
ーーあともう一人、リズム・ギター的な役割のギタリストがいる編成が理想ですか?
里山:そうですね!あと1人居るほうがハーモニックで音楽的な表現力でますよねぇ~。しかしながらトリオの魅力もあったりするので、良い方が居られればという感じです。The Mayflowersに興味のあるギタリストの方は是非ご連絡下さい!!
 
ーー今後はそういった雰囲気の曲も増えていきそうですね。里山さん、実は結構そういうブルージーでアーシーなバンドもお好きでしたよね?
里山:そうなんです!実は元々ギタリストでして、10代の頃はブルースマンに憧れてギター弾いてたこともあるんです。なかなか皆に言う機会無いのでこの際言っておきますが、メイフラワーズのレコーディングの9割方ギター弾いてるのは僕なんです。ブルージーでアーシーといえば、FREE、Lynard Skynard、Jesse ed davisとか好きですね~。さっき、森さんともお話ししてましたThe Black Crowsとかもカッコよいですよね。
 
ーーJesse ed davis!渋っ!サザン・ロック〜スワンプ系は僕も大好き、というか若い頃はむしろそっち一辺倒でしたよ。そのドアを開いてくれたのがThe Black Crowsでした。最近また聞き直して燃えてます。再ブーム到来してます。そういえば、来月Rich Robinsonの新バンド(The Magpie SaLute)のアルバム出るのは知ってます?元The Black Crowsのメンバーが殆どで。なんといってもMark Fordがギターなのが嬉しい!
里山:おっ!そのバンド僕も注目してますよ!
 
ーーこのバンドはヤバいですよね。弟(Rich)の方がThe Black Crowsの雰囲気をしっかり出してくれてるから嬉しい。やっぱりソングライターは強いですね。
里山:新曲カッコよいですよね~!こういうのやりたいです。
 
ーー同じく!BOTBでは絶対にできないし。僕の1番のルーツというか、ギターにのめりこむきっかけになったバンドがThe Black Crowsです。新生The Mayflowers、今後こういう曲作りそうじゃない?
里山:The Black Crowesはやはり森さんのベストバンドになるんですかね?

僕らの新作は少しそういう雰囲気あるかもしれません。The Magpie Saluteはブルージーだけど少しパワーポップ的な要素がなくも無いさわやかさがありますね。そんな雰囲気とでもいいますか・・・

ーーMatthew Sweetとかにも通ずるというか。たとえば、The Beatlesからは両者とも大きな影響を受けていると思うのですが、特にどの辺りに強く魅かれているのか、それを想像するだけでも楽しいですよね。それぞれカバー曲も披露していますし。
里山:流石、詳しいですね~。そういう流れだと聞くと彼らのサウンドも妙に納得です。
 
ーーMatthewって、パワーポップらしいパワーポップという気がしないんですよ僕にとっては。幅広いルーツが垣間見えるし、それを以外とストレートに表現しているんですよね。
里山:Matthewについては僕もそう思います。もっとルーツアメリカンな文脈をしっかりと今に継承させてますよね。楽器のアレンジメントなんかも含めて!パワーポップという範囲で語るにはあまりにも勿体無いです。
 
ーー同感です。今、YouTube見てるんすけど、クロウズの曲がっつりライブで演ってるんですねThe Magpie Salute。ていうか、Richがすごく達者になってる。話が脱線してしまいましたが、何か盛り上がっちゃいましたね!月1くらいでやりましょうよ、この雑談コーナー。
里山:Chrisも渋いすが、Richのもいいでしょ?是非、レギュラー化でww
 
ーーレギュラー化決定。そろそろ強引に話を戻しますよー!昨年の渡英から今年2月トミーキーン までの総括を簡単に。
里山:昨年は今思い出してもミラクルな出来事の数々でした。(下記参照)
総じて楽しかった記憶ばかりが残っているのですが、 少しネガティブな事を書くとすれば、海外の招聘事業は初の出来事で、逃げ出したい事が実は何度かありました。そして、 ギタリスト田口君の脱退。メンバーチェンジはいつだって悲しいですよね。 「人生楽ありゃ苦もあるさ」で本当に沢山の事を1年で学ばせて頂きました。
そして、メンバー、関係者、お客さんとの繋がりを色濃く感じた一年でしたね。 サポートしてくれるひとり、ひとりの力が本当に大きな支えになりました。 STARTRIPの森さん にも沢山サポートして頂きいつもありがとうございます。
 
~The Mayflowers 2016年の出来事~
■UKツアー 2週間
(ロンドン・マンチェスター・リヴァプール)
キャヴァーン・クラブ5夜連続・ライブ
アビーロードスタジオでのレコーディング
■海外バンドの招聘ツアー・リリース事業
ハリケーン#1
マークフリス(トルバドールズ)
■主催イベント開催
#2 LOLAS
#3 Mark Frith
#4 Hurricane#1
#5 Tommy Keene
■ワンマンライブ
2回
■XTC・Dave Gregoryとの共演
 
ーー今後の活動予定、展望をお願いします
里山:現在、ニューアルバムを製作中です。 年内になんとかリリースできれば!!
そして、大瀧くん実はボーカリストでもあるので、彼がリードボーカルをとる楽曲とかも今後は発表していければと思います。 ルイージ君はリンゴスター的なボーカルもあるかも(笑) 全員が歌えるバンドになるのが理想なので!
そして新・ギタリスト大瀧 遼介加入後、初となるライブイベントが沢山決まってきております。
6/18(日)東京 高円寺 グリーンアップル
Power Pop Revival vol.12
7/22(土)岡山 ペパーランド
7/29(土)京都 拾得(じっとく)
 
ーー東京初上陸がPPR12なのは、とても光栄です。たっぷりコメントお願いします!
里山:ありがとうございます!!
Power Pop Revival(パワー・ポップ・リヴァイバル)は、国内外のアーティストを招いて開催されている音楽界の良心的なイベントの一つです。主催の森さん、ホストバンドのBOYS ON THE BEACH、ホストDJのAcoさんが作り出す雰囲気のイベントはとっても楽しくて温かいんです。なかなか自分の知らない世界に飛び込むことって勇気のいる事だと思うんですけど、はじめてきてくれた人でも、きっと皆さん受け入れてくれる居心地の良いイベントだと思います。無理せず!気張らず!ちょうど良いサイズの居場所をみんなで一緒に作りましょう♪ 僕らはいつだってウェルカムです!!
そして、The Mayflowersは昨年の11月ぶりの東京公演!新・ギタリストが決まった勢いでアツい演奏を聴かせたいと思っています。気軽に遊びに来てくれると喜びます。
それでは会場でお会いしましょう!!

The Mayflowers official website

新生The Mayflowers、次回ライブはこちら!
Startrip presents【Power Pop Revival vol.12】
6/18(日)高円寺グリーンアップル
LIVE : The Mayflowers / Boys On The Beach / …and more
DJ : ume-rock / aco
http://startripmusic.com/events/