【Review】Gretchen’s Wheel “Sad Scientist”

a3986025893_10ナッシュビルの女性Singer/Songwriter、Lindsay Murrayのソロ・プロジェクトであるGretchen’s Wheel、前作から約1年ぶりとなる3rdアルバム。デビュー作から今作まで、ほぼ年1ペースでのリリースと多作ぶりが伺えますが、これが彼女のペースなのでしょう。クオリティーを落とすことなく、このペースでリリースできるのは本当に素晴らしいことです。
フックの効いたフレーズがオルタナ系ロックを彷彿とさせる#2、#4、#6。ミドル・テンポの#3にはデビュー作から関わりがあるThe PosiesKen Stringfellowがベースで参加。The Legal MattersAndy Reedは、#1、#5、#8でベースを担当。今作のマスタリングも手がけています。他にもNick BertlingPacky LundholmPaul Melanconなど、知る人ぞ知るUSインディーの実力派ミュージシャンが参加。いぶし銀のプレイでLindsayを支えています。
デビュー作はThe PosiesのKen Stringfellowプロデュースということで話題になりましたが、その名前に頼らず初のセルフ・プロデュースに挑戦した前作「Behind The Curtain」で培った経験と、そこで得た自信が今作に活かされています。デビュー作から聴いていますが、作品を重ねるごとに力みが抜けたというかリラックスした耳ざわりの良いサウンドになってきています。声の表現力、しなやかさも増しましたね。アーティストとしての健全な成長を見ることができる良作です。
リリースはLindsay自身も参加したSLOANトリビュート・アルバム「If It Feels Good Do It」など、良質のインディー・ロックを多数手がけているFutureman Records(The Legal MattersのKeith Klingensmith主宰)から。

SONG LISTING;
01. Better in the Dark
02. Left Turn
03. Surviving
04. Blank Slate
05. Save the Day
06. The Price
07. Out of Your Hands
08. Disintegrate
09. Wish