【Review】Sumner “That Ladybird Summer”

coverサージェントペパーズから始まるlate 60’s UKサイケの名盤といえばThe Small Faces 『Ogden’s Nut Gone Flake』(対をなすと言ってもいいBilly Nicholls『Would You Believe』も素敵ですね)The Zombies『Odessey & Oracle』The Hollies『Butterfly』Rainbow Ffolly『Sallies Forth』などが挙げられますが、この潮流に乗った作品がデジタル全盛の2016年に突如として現れました。チェロやヴァイオリン、メロトロン、そしてエコープレックスによる霧がかかったかのようなサウンド…まさにremember the late 60’s。この傑作をリリースしたのがサウスポートのミュージシャンPaul Sumnerのソロ・プロジェクトSumner。アルバムとしては2004年『A World Of Horses』以来、約12年ぶりとなる今作は、田舎での生活を描いた牧歌的な内容がコンセプトの核になっており、The Kinks『Village Green Preservation Society』(これも1968年ですね)的な要素も感じ取ることができます。
そして!Picture Book(カバーではありませんよ)とNews At Ten、この2曲にはDave Gregory(元XTC〜Tin Spirits)がギターで参加。リッケンバッカーの心地よいクランチ・サウンドを堪能できます。ちなみにオファーは1本のメールから始まったとのこと。夢のある話ですね。
小鳥のさえずりから始まる1曲目Our Milkman Is The Morningからラスト12分弱のThe Battle For Barney’s Farmまで、ぜひ全編を通して味わってください。

新たなるサイケ・ポップの金字塔となるか?その資格は充分。埋もれさせてはいけない作品です。

STARTRIP online shopにて、輸入盤CD取り扱いしております(在庫僅少)
https://startrip.theshop.jp/items/4920720

Track Listing;
1. Our Milkman Is The Morning
2. Let’s Go And Play
3. Picture Book
4. Pauline Curry Swore
5. New At Ten
6. Remember Village Life?
7. At Old Ma Beckett’s
8. Soul Love
9. The Battle For Barney’s Farm