【Review】Somerdale “Shake it Maggie”

Somerdale-ShakeItMaggie
somerdale

Chuck Penza (Vo&B)、JJ Fennimore (Vo&D) 、James Caputo (Vo&G)からなるニュージャージーのバンドSomerdaleの3rdアルバム。

コーラス・ハーモニーからハムバッカーの太いディストーション・ギターのストローク…ワクワクさせる最高のオープニング!一気にこのアルバムへの期待が膨らみます。まさに幕開けにぴったりなTake It from the Top、掴みはオッケーですね。続くWaiting for Youは、ハードなギターに甘いメロディーの王道ソング。いなたいシンセ音が何とも愛らしいです。ギター・フレーズが印象的なタイトル・トラックのShake It Maggieは、Fountains of Wayneを彷彿とさせるキャッチーさがありますね。分厚いハーモニー、シンプルながらも味のあるベース・ラインのBigger Than the Universe。スケール感あるロッカ・バラードExcuse Meは、美しさと力強さを兼ね備えた壮大な曲。Wings的な要素が垣間見えます。Feel the Magicは、そのタイトルも歌詞もメロディーもハンド・クラップも…まさに”パワー・ポップ”らしいパワー・ポップ・ナンバー。青春真っ只中の背伸びした感じがよく出てるThe Coolest Kid in the Room、こちらも前出Feel the Magicに負けず劣らずなパワーポップ!ラストは#1のReprise。The Beatlesへの愛情を隠すことなくストレートに音で表現しています。
3ピースということで基本シンプルな演奏ですが、レコーディング作品ならではの、ちょっとした音の重ね(キーボードや、トレモロなどを駆使したギター)も楽しめます。あと、特筆すべきはコーラスとハーモニーへのこだわり。3人それぞれがリード・ボーカルを取れることが、コーラス・ワークにも活かされています。スウィート&ハードなSomerdaleサウンドを形成する上で欠かせない点ですね。
ほとばしるパワー・ポップへの愛情とリスペクトをいたるところに感じる好盤。もし、あなたがBadfingerRaspberriesCheap Trickなど、古き良きパワー・ポップを愛してやまないなら、間違いなくグッと来るバンドですよ!

Track listing ;
  1. Take It from the Top
  2. Waiting for You
  3. The News
  4. Shake It Maggie
  5. Bigger Than the Universe
  6. Excuse Me
  7. Feel the Magic
  8. She’s Leaving California
  9. The Coolest Kid in the Room
  10. Puddles of Me
  11. Take It from the Top (Reprise)