【Interview】高木ヨシアキ(BOYS ON THE BEACH)

IMG_3787BOYS ON THE BEACHの愛すべきバンマス、”永遠のガキ大将” 高木ヨシアキの魅力に、BOTBメンバーでありSTARTRIP主宰の森が迫った?!


ーSTARTRIP初登場ということで、まず最初に簡単なプロフィールよろしく
高木ヨシアキ。BOTBでギターと歌を担当してます。バンドは今までも色々やってたけど、fourteen chordsというバンドが1番認知されてたと思う。アンダーフラワーから2枚アルバムをリリースさせてもらったから。演奏は1番下手だったけどね。

ー「Addiction EP」発売から約2ヶ月。反響とかどう?
インターネットのおかげで、色々な人に聴いてもらえてるのを実感する。何カ国かでラジオでかけてもらったり。メッセージいただいたり。そんな中、Tim BoykinさんやPaul Chastainさんはもちろんだけど、知り合いでもないPezbandのMimi Betinisさんにメッセージもらったのは嬉しかったなぁ。

ーそうだね。レコーディングは順調だった?苦労した点とかは?
一緒にやったからわかるだろww
まず、レコーディングにかける時間の制限がある中、完成から逆算してトラックの数やテイク数を予想して録っていった。念のため2曲に絞ったんだけど、エンジニアのCafe au Label原さんの仕事が、噂では聞いていたけどそれ以上に速く、予定よりかなり早く終わった。

ー1日でミックスまで終わらせるというコンセプトで臨んだからね
結果論だけど、欲張ればもう1曲録れたかもね。

ーできあがった音は、リーダーの思い描いていたとおりだったの?
今回、意識したのは音の塊感。例えばI Hate This Addiction、実際複数のギター・パートの全てが違う響きで鳴ってるんだけど、例えばノーマル、2カポ、7カポとかね。それらを1つの塊みたいにして鳴らして、シンプルなんだけど、ライブとは違う響きを持たせることができたと思う。かと言って、いわゆるシューゲイザーっぽくはなく、もっとストレートなロックンロールになったと思うよ。

ーアコースティック・ギターも効いてるよね。“It’s Alright, It’s OK”なんて、急遽現場でアコギ入れることにしたし
Addictionは最初からアコギを入れる前提で考えてたから、予定通り。
It’s Alright〜は最初はアコギ入れようと思ったんだけど、自分で弾いてみたらなんかミセスロビンソンみたいになってしまい、イメージと違ったので入れない方向で考えたんだけど、当日になってやっぱり録ってみようってなって自分で弾いてみたけどなんかしっくり来なくって…で、ある意味俺よりルーズなプレイができるモーリスにギター渡してね。そしたらロックっぽくなったww

ー各曲の本人解説をどうぞ
“I Hate This Addiction”
この曲を作ったのは実は20年以上も前で、なぜかずーっと寝かせてあった。fourteen chordsの1stアルバムをリリース後、オケだけ録音してそのままお蔵入りになり、BOTBの以前のバンドサウンドの中にもなんとなくしっくりこなくて、、でも最近になって引っ張り出してきてバンドで演奏してみたら、ツインギターのバンドで演奏してみたら、けっこう良くてね。
当時、RIDEのTasteって曲を元ネタにしたけど、決してRIDEにはなってないよねww
“It’s Alright, It’s OK”
ズバリ、日本語で歌うチープトリック!そんなイメージ。と言いたいところだけど、それは後から聴いて思ったことで、もっとガレージ色の強いものになるはずだった。でも、コーラスとか重ねてみたら、かなりポップな、ああいった仕上がりになりました。

ー意外なのは、海外では日本語詞の“It’s Alright, It’s OK”のウケがいい。これは、どうしてだと思う?
以前、フィリピンのバンドの音源を聴いた時にね、そのバンドはブリットポップぽいバンドなんだけど、英語で歌ってる曲は聴きなれた洋楽メロディーなんだけど、タガログ語で歌ってる曲を聴いて、言葉の持つ独特のリズムがすごく新鮮で面白かったんだよね。
それと同じじゃないかな。聴きなれない言語の持つ独特のリズムが、メロディーにちょっとした違和感を与えてくれる。まあ、サビは英語だけどね。

ーそもそも、リーダーっていつから音楽を始めたの?きっかけは?
ギターを始めたころは高校生だけど、ライブハウスで定期的に演奏するようになったのは、パンクのコピーバンド。でもね、すぐにオリジナルを作るようになった。
でもね、たとえば、ピストルズの映像を見て衝撃を受けたとか、自分の居場所はここしかないとか、そういったきっかけはなくて、ただなんとなく始めて……やってくうちにすごい勢いで音楽にのめり込んでいった気がする。

ー気がつけばBOTBって、リーダーのキャリアの中で1番長いバンドになってる訳だけど、続いてる理由って何だと思う?
30才を過ぎてから始めたバンドだから、自分が周りと調和できるようになったからじゃないかな。あとは、メンバーからの愛を感じるからw

ー俺も20代の頃だったら絶対リーダーと一緒になんてやれてない笑。あの頃のリーダーはスタジオ・テレコムのヒーローだったしね
というか、問題児ww
6e6f20_769642c368094a55b172d918051071ddーリーダーにとってBOTBとは、どんな存在?
自分がロックンロールする手段でもあり、共通の趣味を持った仲良しの集まりでもある。下手くそで、イラッとする時も多々あるけど、スタジオ行くのは楽しい。

ーまぁ個性強い集まりだけど、幼馴染みみたいだな、スタンド・バイ・ミー的な。
それだったら、特攻野郎Aチームがいい!
俺がハンニバル、モーリスがフェイスマン、リズム隊は2人ともクレイジーモンキーだなw
コングはいないもんなー

ー最近、シンパシーを感じているバンドは?
たくさんいるけど、言いません。こっそりパクろうと思ってるからw

ー曲作りの秘訣は?
まずは情報量の引き出し、あるに越したことはないよね?結果、開けない引き出しもたくさんあるだろうけど、それでもいい。
あとは、愛情だよね?例えばさ、大好きなあの曲のアレンジをさ、その道のプロが戦略的に、これ見よがしにやるとする。でもそこに原曲へのリスペクトを感じられなかったら、なんか腹立たない?

ーネタとして使ってるだけだからね。影響受けたっていうソングライターは誰?
ポール。
マッカートニー、バセット、そしてチャステイン。マッカートニー様は置いといて、みんな全く異なるタイプだけど、ポールさん!
純粋に歌メロで考えると、ポールマッカートニー。自分ではジョンが好きだったはずだけど、客観的に自分のメロディーを聴くと、ポール寄りだね。でも、ロックって歌メロだけじゃないから難しいね。歌メロだけだと、ウェラーなんか全然影響受けてないしw

ーバンドやってて良かったって思うときある?どんなとき?
いつ、どんな時も、思ってる。やだなって思った時なんてないよ。だから、バンド解散しても、すぐに新しくバンド組もうとする。

ートレードマークともいえるギターの話をしてよ、あの335の。
以前はカジノ、それからThe Jamが好きすぎてリッケンバッカー#330を弾いていたんだけど、ある日中古楽器店であの335を見つけ、なんと15万円で手に入れました!それが23年前。69年製だから、あのギターが作られてから、半分近くの時間は俺に雑に扱われてることになる。なんか、かわいそう…

ー音楽産業はインターネットの普及とかもあって、昔とは比べものにならないほど変化してるよね。音楽を聴くフォーマットも多彩だし。この変化をミュージシャンとして、どう捉えてる?
動画投稿サイトで探せば、当時は滅多に手に入らなかった、とんでもないレアな映像もあったりね。実際よく、あー、これこれ!ブートで入手したよなぁ。なんてこともよくやってるしね。
インターネットの普及によって、俺たちみたいな無名のバンドも世界中の人に聞いてもらえるのは、すごくいいことだと思う。でもね、俺にとって、音楽の媒体、つまりはレコードやCDは、データじやなくて、物、なんだよなぁ。この考え方、おじさんかな?これに関しての意見は他にも色々あるんだけど……まあ、一長一短だと思います。

ー実際、ネットの中で曲が一人歩きして、思いもよらなかったニュースを運んできてくれる。海外でオンエアされたりとかね。リスナーとしては、パッケージとして所有したり、ジャケットとか質感を感じたいけど、ミュージシャンとしての1番の望みは、何よりも曲を聴いてもらう機会を増やすこと。俺たちみたいなインディペンデントな活動をしているバンドが、限られたコストでそれを行う最善の方法はインターネットを活用することだと俺は思ってる。
そうだね。俺たちみたいなバンドはは大きな恩恵を受けているね。

ーもしも無人島に5枚持っていくとしたら?
無人島というシチュエーションは無視して、大好きなアルバムを5つってことで。あれ?絞れないww これ、一生答えられないかもしれない。なので、The Beatles縛りにします。
1位 リボルバー
2位 フォーセール
3位 ラバーソウル
4位 ウィズ ザ ビートルズ
5位 ホワイトアルバム
因みに、レコーディングされた音はペーパーバックライターのベースとドラムの音が好きです。まあ、中期に偏っちゃったね

ー今後の活動予定は?ビジョンはあるの?
今レコーディング終えたばかりだけど、次のレコーディングがしたい。もちろんライブ楽しいけど、今は自分の曲を記録していきたい欲が強いかな。

ーアルバム聴きたいって声も届いてるよ
アルバム…いい響きだね。いわゆるシングル曲っぽいのも大好きなんだけど、アルバムの何曲目だからこそ映える曲とか、そういう曲ってあるじゃない。作ろうよ、アルバム!

ーそうだな。何気に来年10周年だし。最後にファンにメッセージを!
メッセージって言われてもなぁ、、有名人じゃないしなぁ、、あ、Addiction EP聴いて下さい!

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