John Paul White

img219_wide-f146391045ecd2e637accdfe284dbbc2b77d8464-s900-c858月19日にソロとしては約8年ぶりとなるニュー・アルバム『Beulah』をリリースするJohn Paul White、発売に先がけ新曲 “The Martyr” が公開されました。

《John Paul White》
1973年アメリカ南部アラバマ州マッスル・ショールズ(伝説のスタジオがある街ですね)生まれ。2008年に1stソロ・アルバム『The Long Goodbye』を発表。作品的にはJeff Buckleyの影響を感じるアルバムで、近年のスタイルよりはエレキ色の濃いエモーショナルなサウンドです。同年、テネシー州ナッシュビルのソングライティング・ワークショップで女性SSWのJoy Williamsと出会い、The Civil Wars結成。翌年、ライブ盤『Live at Eddie’s Attic』と、スタジオ録音の4曲入りEP『Poison & Wine』をリリース。フォークやカントリーなどルーツに根ざした音楽性、ミニマルでナチュラルなサウンド、そして2人の声質の相性の良さ…噂は徐々に広まり、この中の1曲 “Poison & Wine” がグレイズ・アナトミーや新ビバリーヒルズ青春白書3など多数のTVドラマに挿入歌として使用されるや否や一躍注目の的に。

そして、今をときめくTaylor Swiftが彼らを絶賛、人気に拍車が掛かるなか、2011年に満を持してデビュー・アルバム『Barton Hollow』をリリースしました。ビルボード初登場12位、結果的に50万枚のセールスを記録し、翌2012年には「ベスト・フォーク・アルバム」と「ベスト・カントリー・デュオ/グループ・パフォーマンス」のグラミー2部門を受賞。名実ともにアメリカン・フォーク/カントリー界を代表するデュオとなった彼ら、順風満帆かと思えたのですが、同年11月、2人の不和と方向性の違いによりコンサート・ツアーを続行不可能と発表。その後1度は持ち直し、アルバム『The Civil Wars』をリリースしたものの、2014年に正式に解散を発表しました。
Johnは再びソロとして活動を始め、2016年3月にアメリカ南部のカントリー・ミュージシャンによるオムニバス『Southern Family』に新曲 “Simple Song” で参加、そして8月には待望の2ndソロ・アルバム『Beulah』リリースのアナウンスがされました。
トレードマークともいえるMartinやリゾネーター・ギターなどを駆使した情感豊かなギター・ワーク(特にアコースティック1本で楽曲を印象付けてしまうプレイは見事)、南部魂あふれる粘り気のある歌唱、Billie Jeanのカバーは必見必聴です。もしかしたら……「誰?」と思う方もいるかと思います。ですが、こんなに魅力あふれるミュージシャンがいる!ということを知っていただくきっかけになったら嬉しいので、FEATUREにて紹介させていただきました。アメリカン・ルーツを体現するJohn Paul White、少しでも気になったら是非聴いてみてください。

official : http://www.johnpaulwhite.com/