Bryan Estepa “Every Little Thing”

a1032030952_10オーストラリアのシンガー/ソングライターBryan Estepa、およそ3年ぶり5枚目のアルバムは、The Tempe Two (David Keys on Bass、 Russell Crawford on Drums)を率いてのトリオ編成。
アメリカン・ルーツを感じるカントリー・タッチのThink of youでアルバムは穏やかに始まります。クラウデッドハウス〜ニール・フィンというオーストラリア、ニュージーランドの先人からの影響を感じ取れるHeadlightsCount your blessingsは、音楽が受け継がれているんだなぁと、なんとなく嬉しい気持ちになります。続くAt least you did not knowは影響を公言しているエリオット・スミスの儚さにも通ずる雰囲気をアコースティック・ギター中心に醸し出しています。カリフォルニアなコーラスとハーモニーが心地よいObject of my disaffectionDon’t hurry baby、ロジャー・ニコルズ&ポール・ウィリアムスの作品にも通ずる美しいSooner or laterからは60年代ポップスへの愛情と憧憬が伺えます。フィドルが印象的なカントリー・ロックPractice what you preach、グルーヴィーなベースから始まるEmpty handedはアルバム中唯一の”黒っぽさ”を感じる曲。ラストはアコースティック・ギターとヴァイオリンの音色が美しいTwice around
日本では主にパワーポップ界隈で話題に上がることも多いのですが、むしろそれは彼の音楽をジャンルという括りで縛っていることになっているかもしれません。落ち着きのある極上のポップ・ロック・アルバム、ぜひ幅広い音楽好きの方々に知っていただけることを願ってます。
  1. Think of you
  2. Headlights
  3. At least you did not know
  4. Object of my disaffection
  5. Sooner or later
  6. Practice what you preach
  7. Don’t hurry baby
  8. Empty handed
  9. Count your blessings
  10. Twice around

official : http://www.bryanestepa.com/