Gretchen’s Wheel “Behind The Curtain”

a1582566734_16ナッシュビルの女性Singer/Songwriter、Gretchen’s Wheel=Lindsay Murray、前作から1年4ヶ月ぶりとなる2ndアルバム。
キャッチーなギター・リフ、前作とは一味違う新しい面を期待させてくれる始まり。う〜む…確実にスケール・アップしてます。吹っ切れたというか突き抜けた感あり。この辺りは#4や#7などにも通ずるところですね。前作からの流れを感じる#2、#5、#7も、彼女本来の魅力(憂いを帯びたしなやかさ)が、よりナチュラルに、そしてダイレクトに伝わってきます。#3で使われているメロトロンも雰囲気アップに一役買ってますね、音の重ね方にも成長を感じます。#8 “Try to Make It” は、2月にFutureman RecordsからリリースされたSLOANトリビュート・アルバム「If It Feels Good Do It」に収録されたバージョンです。今思えば、この曲のレコーディング、とても重要だったのでは?と推測されます。
前作ではデビュー作ということもあり、気負いもあったのでしょうか、今作は全体的にリラックスというか肩の力が抜けた感が伝わってくるのです。抜けの良い音でポップ度と明るさがプラスされたかな、良い意味で軽くなったな、と。確実に前作での経験が糧となっていることを感じます。前作はKen Stringfellow (The Posies)プロデュースも話題のひとつでしたが、今作は初のセルフ・プロデュース、結果的にこれが彼女にミュージシャンとして羨むほどの飛躍と成長をもたらしたと言えますね。Nada SurfのIra Elliotが前作に引き続きドラムで参加(Tracks 1, 2, 5, 6, 7, 9)、ベースは全曲Phill Ajjarapu(名うてのセッション・ミュージシャンでもありマルチなインストゥルメンタル・プレーヤー。2014年にはKen Stringfellowプロデュースのソロ・アルバムも発売)、このリズム隊の仕事っぷりもまた素晴らしい!ロックのみならず、ポップスのフィールドにもアピールできる幅の広さを持った良盤です。
  1. Invisible Thief
  2. Younger Every Year
  3. The Good Things
  4. Live Through You
  5. Birds of a Feather
  6. This Petrified Heart
  7. Vapors
  8. Try to Make It
  9. Behind the Curtain

1stアルバム「Fragile State」レビュー
インタビュー (2016年2月)

official : http://www.gretchenswheel.com/