【INTERVIEW】The Mayflowers

TheMayflowers『メロディ+ハーモニー+ロックンロール』は、国境を越え世界へ!今、もっとも注目すべきバンドThe Mayflowers、メンバー全員インタビュー!
Part 1 : Osamu Satoyama

ー今夏までのスケジュールが発表され、驚きと共に若い音楽ファンの方々からも注目が集まっています。まずは簡単にバンドの紹介をお願いします。
『メロディ+ハーモニー+ロックンロール』=ザ・メイフラワーズ
ブリティッシュロックのスピリッツを継承したロックバンドです。

ー「The Mayflowersのことをもっと知りたい!」という音楽ファンに、とっておきのオススメ曲を教えてください。
ロックファンには “Move Over”
https://www.youtube.com/watch?v=GB9w-0fgzYE
パワーポップファンには “Rain Parade”
https://www.youtube.com/watch?v=rq_I8M0amcU
XTCのアンディが褒めてくれた曲は “Love Potion#5”
https://www.youtube.com/watch?v=WNsi2XGufYM

ーメンバーが流動的な時代もありましたが、1月に新ドラマー、木村 耕治(ルイージ)が加入し、ようやく攻撃態勢が整ったという感じでしょうか?
まさにそうですね!あえてメンバー探しをやらず1人での活動が続きましたが、ギター・田口くんの加入が発端となり、
更にはドラム・ルイージ君のブッ飛んだドラムで徐々にバンドとしての雰囲気も高まり、再びアツいものが自分の中でもコミ上げてきました。
「メロディ&ハーモニー&ロックンロール」今まさにメイフラワーズの理想とするサウンドが整ってきたと思いますよ!

f783e4_07c42b7619b441feb29f73268e6e9d28ー現メンバーになっての初ライブ(3月4日、5日)、いかがでしたか?
正直、まだまだ荒削りな部分もあると思うんですけど、楽しいステージになりましたね!
「ギターをはじめて弾いた時が一番ロックな瞬間だ」甲本ヒロトさんの名言にあるように、キャリアや経験を得て失うものもあると思います。
新メンバーのピュアなパッションが僕にも凄く刺激的だし、メイフラワーズはキャリアうん年、、のバンドじゃなく、
今、目の前にあるその瞬間を爆発させて行きたいです。皆さんと一緒に楽しめるステージにできたら最高だなと思います。

ー里山さんから見た2人の印象を教えてください
田口くん
しっかり者でポジティブなパワーの持ち主。リーダーが人見知りで頼りないので心強い!!(笑)
涼しい顔してますが熱い男です。ステージに立った時の田口君の華というかオーラみたいなものが、ライブを増す毎に増してきましたね。今後の伸びしろにも注目です!!あんまり褒めると天狗になったらまずいのでこの辺で(爆)
ルイージくん
バンドのムードメーカーかもしれません。「バンドの良し悪しはドラマーによって決まる」とプライマルスクリームのボビーが言ってたらしいですが、まさにルイージ君のドラムはグレートですね!僕はベーシストでもあるのでドラムのビート感、タメ、爆発力、音色を敏感に感じ取るパートなのですが、彼には楽曲を理解してるからこそできる表現力があると思います。大好きなドラマーです。

ー新たな仲間を得て、初期の曲を演奏する時もフレッシュな気持ちで望めるのでは?
そうですね!
初期の楽曲も彼らにとっては新曲ですからね!
しかしながら目下の課題は新曲リリース、アルバム制作ですかね(汗)過去の曲も大事にしつつ更に良いものを産み出して行きたいです。

ーここからは、今後のライブについてお伺いします。まずは5月1日、ホームともいえる京都拾得でのワンマン
5月といえばMAY!MAYといえばメイフラワーズ!
Maydayにワンマンライブ!他のニュースがデカすぎて話題になりませんが、、、(^^;; イギリスでは、mayfairって花の祭典があるみたいに、できれば毎年5月は特別なものにしたいんです。場所は京都・拾得です。日本が誇る最古のライブハウスでやらせていただける事に改めて感謝しないとなと改めて感じてます。

ーそして、目玉の1つ、5年ぶりのUKツアーが始まります。決断に至った経緯、心境などを教えてください。
毎年、イギリスのフェスのオファーを頂いてたのですが、この5年間5月が来るたびに断念してた自分が居ました。またバンドとして動き出した時の最初の目標としてイギリスツアーがありました。キャリアこそ長いバンドですが、このメンバーでは動き出したばかり。初心に帰って暴れてきたいなと思っています。

ーツアーはどこを周るんですか?
イギリスのリヴァプール、マンチェスター、ロンドンの三都市で8公演やります。どの会場もストーンズ、スモールフェイセス、The Whoが出てたようなレジェンドなクラブばかりなんです。その合間を見計らってストリートライブもやりますよ!これがまた盛り上がるんです。

ーUKのロック・ファンに「俺達のココを見ろ!聴け!!」っていう点をどうぞ
「聴くな!感じろ!」とか偉そうな事言ってみます。

ー帰国後は、何やら都内で凱旋パーティーが行われるとか?
はい!6/25(土)に吉祥寺伊千兵衛でのDJイベント「Digsy’s Dinner」にお誘い頂きました。
ここでは主に7月からスタートするトルバドールズのマークフリスとメイフラワーズのジャパンツアー前夜祭的な感じになると思います。6月にはストーンローゼスも来日するし、マンチェスターやリヴァプールな雰囲気になるといいなぁ。リヴァプールでのマークフリス&メイフラワーズのライブの映像とか貴重な映像も上映会とかやる予定ですよ!

f783e4_d0018fa15f974968bc82dfd1c744e83fー7月には2016年上半期の総決算とも言えるMark Frith(ex. The Troubadours)とのジャパン・ツアーが始まります。このニュースにも驚かされましたが、どういった経緯でこのツアーは実現に至ったのでしょう?
出会いは2009年、The MayflowersのUKツアーでLiverpoolでのフェスティバルに出演したのですが、トルバドールも別会場で出演していました。僕はトルバドールズの大ファンだったので当然ながらライブを見に行き大興奮!!一方的にご挨拶させて頂きました。
それから月日が流れても、僕の中でトルバドールズのアルバムは特別なものとしてコレクションに配置されていました。とある日、音沙汰の無いトルバドールズは何してるんだろう?とネットサーフしてみると、バンドは解散してマークがソロで活動していることを知ります。あれだけの才能の人がこじんまりと一人でやってるのを見て単純に勿体無いなぁと思いました。僕らがツアーでリヴァプールに行くタイミングで何か一緒に面白い事できないかなぁと思ったのが事の発端です。サマーソニックにも出演したトルバドールズだから日本にも沢山見たい人も居るので、帰国後にジャパンツアーを一緒にできたら最高だろうなと企画しました。

ーまずは5月のキャバーンで共演を果たすと思うのですが、Mark Frithとのライブはどのようなケミストリーを生むと想像していますか?
細かい話ですが、トルバドールズのコーラスワークを僕らメイフラワーズでバッチリ補えれば面白いライブになるのではないかと思っています。忠実にやるだけではなく爆発力を加味してライブ感のある演奏ができれば最高ですね。ストーンローゼスやLa’sの曲も本場でやれるのが今から楽しみです。

ーひと昔前では信じられないようなことができる時代になりましたね。インターネットはミュージシャンに自由と自立をもたらしたと思います。今の音楽業界をミュージシャンとしてどう感じていますか?
2極化。All or Nothingな時代ですね。特に日本では採算重視のマーケットという傾向がより強いので、メディアから流れてくるものは中身よりも手段を選ばない奇抜なやり方ばかりが目に付くような気がしています。その一方でSNS等のお陰で個人レベルでも世界に発信できるようになりましたね。時流を変えることは容易ではありませんが、自分達のポリシーを持って活動し発信できる良い時代だとも思います。

ー現在の主な使用機材を教えてください
Bass
Rickenbacker 4003
Hofner / Violin Bass Vintage `62 World History Premium
Gibson EB-2 (60s Vintage)

ー最近の音楽でシンパシーを感じるバンド、アーティストはいますか?
最近のバンドでは思いつかないなぁ そう思うと学生の頃から古いバンドが好きだった気がします。

ー夏以降の活動は、どんな感じになりそうですか?
新メンバーでの新曲制作とレコーディングをやりたいですね。あとまだ決定ではないのですがビックリするような企画を考えています。決まるといいんだけど・・・

ー最後にファンにメッセージをお願いします
いつも応援ありがとうございます!今年はバンドが始まって以来ともいえるスペシャルなライブ目白押しなので
無理してでも遠方からでも足を運んで頂きたいです。このインタビューを見てくれた初めての方も、久しぶりの方も大歓迎です。お待ちしております!!


Part 2 : Yusuke Taguchi, Koji Kimura

f783e4_e0ebce4771494d25a0252ae3699a0e4d続いては、昨年加入しバンドに新たなパワーをもたらしたギターの田口氏、そして、今年加入後早くも存在感を存分に発揮しているドラムの木村(ルイージ)氏に、ご登場いただきました

ーまずは、バンド加入に至った経緯を教えてください
田口:僕は大学卒業後会社員として働いていましたが、音楽を一度きちんとやりたいという気持ちを捨てきれず退職してバンドを組もうとしていました。そんな時、バンドメンバー募集掲示板というウェブサイトでThe Mayflowersのメンバー募集を偶然見つけたことが全ての始まりです。応募して3、4日経っても返事がないので(無視してたわけじゃない!とリーダー談)ダメもとで自分の気持ちを書きなぐったメッセージを送ったところ一度音合わせしましょうと返ってきてほっとしました。音合わせなのに2時間スタジオの半分位はずっと喋っていたのをよく覚えています。本気で12年間音楽をやってきて多くの苦労や経験をしているリーダーからすればそう簡単に正メンバーを決められるものでないのは当然ですが、その時の僕は無知の怖いもの知らずで細かいことは全然考えられていませんでした。結果的に気持ちが伝わりめでたく加入となりましたが、たいがいの人ならなんじゃこいつと思われ弾かれていたでしょう。笑
木村:新たにドラムの活動を試みていた時、The MayflowersのHPを見ました。そこで楽曲を聴いた時、ものすごくカッコよくて、これは是非叩きたいなと思いました。その時偶然新ドラマーを募集していたのですぐ応募し、スタジオにてセッション。後に加入に至りました。

f783e4_9767ba0b528e4983a225acd1d785bbddー初めてThe Mayflowersの曲を聴いた時の印象は?また、実際に一緒にプレイしてみて心境の変化などはありましたか?
田口:初めて聴いた曲はBremen Rock収録のMove Overです。なんじゃこりゃー!!!(松田優作風) 誰しも雷に打たれたような衝撃を受けた1曲に出会ったことはあると思いますが、そんな感じです。言葉にならない感情が第一印象でした。心境は今も変わらず「なんでこんなに演奏・コーラス難しいんや…。汗」
木村:王道の洋楽。今の日本では珍しいと思いました。そして分かりやすい。実際にメンバーと曲をスタジオで合わせる時、CDで聴くのとは違う印象になる場合が多く、それがたまらなく楽しいです。今までは歌をただ聴いて、言葉を思い浮かべてドラムを叩いていました。The Mayflowersに加入してからは、自らの声も歌になり、ドラムを叩きながらも自分から歌いたいと思うようになりました。

ーこの5枚の果てにThe Mayflowersに出会った的なアルバムを教えてください

田口:
Oasis / (what’s the Story) Morning Glory?
人生最初の雷。当時高校一年生で出会ってからは「これまでの人生は無駄やった。Oasis以外の音楽はクソや!Blurクソや!」と約4年間、本気でのたまっていました。イタイヤツ、ですね。思春期に得たノスタルジーを感じるモノ・コトって言葉でまとめたりしようがないと思うんです。僕にとってoasisはそんな存在です。史上最も悪天候だったと言われるフジロック09、豪雨のグリーンステージも良い思い出です。ポール・ウェラー早よ終われと思っていました(今では贅沢だったと気付き猛省。笑)

Mando Diao / Bring’em In
二度目の雷。大学一回生の時、軽音サークルの仲間から勧められて聴いたのがきっかけでした。ガレージロックの荒々しさと切ないメロディーが同居する世界にハマり、なによりMando Diaoの感情むき出しのパフォーマンスに心を奪われました。それまではマイクの前で仁王立ちか、黙々とギターを弾く兄弟を心酔していましたから彼らには違った価値観を教えてもらいました。

The Who / Who’s next
彼らの楽曲を知るきっかけはoasisがライブでカバーしていたMy Generationを聴いたこと。このアルバムに入ってへんぞと聞こえてきそうですが…。Won’t Get Fooled Againのジャー~~ン♪とシンセサイザーが雷でした。映画「The Kids Are Alright」ではWho Are Youをプレイしているキース・ムーンの奇人っぷり全開の表情がお気に入りです。アメリカのドラマCSIシリーズでWon’t Get…、Baba O’Riley、Who Are Youが使われていましたね。ドラマもおもしろいのでおすすめです。

菅野よう子 / Cowboy Bebop O.S.T.1
oasisと並行して聴いていた別ジャンルのアルバムがアニメCowboy Bebopのサントラ。この一枚、というより全てのサントラですね。こちらもうまく説明できませんが洗練されたビッグバンドサウンド、それまで触れたことのなかった様々なジャンルの音楽が詰まっている、そういった未知の魅力に惹かれていたのかも。

DEEN / Singles+1
過去に遡るほど方向性が違ってきます。小学生~中学生にかけては彼らの作品ばかり聴いていました。ドラゴンボールGTで使われていたことや、姉がこのアルバムを持っていたことで耳にする機会が多かったため自然と聴くようになりました。現在よく聴いている音楽とは全く違うジャンルですが歌モノ、良いメロディーが好きなルーツはここだと断言できます。

木村:
The Who / Who’s Next
ドラムってかっこいい! そう思ったきっかけはThe WhoのKeith Moonでした。幼い頃から家で流れていたこのアルバムは、彼らのアルバムの中で一番好きな一枚です。

ストレイテナー / Nexus
高校の頃、大好きだったバンド。ライブも何度も見に行きました。何かにつまずいたりした時は、今でもこのアルバムのツアーのDVDを見てパワーをもらっています。

Kirk Franklin / the rebirth of KIRK FRANKLIN
ゴスペルに興味を持った時によく聴いていたアルバムです。情熱的なメインボーカル。壮大なコーラスワーク。いつ聴いてもたまりません。

Tool / Lateralus
高校の頃、友達に教えてもらったTool。初めて聴いた時の印象は、衝撃的なかっこよさと理解のできない世界観でした。Toolはただ欲望や負の感情、叫びをぶつけるだけではない、絶対的な意思を具現化したメタルだと思います。

Tower Of Power / 40th Anniversary
キレッキレのホーンセクション、何分割もできそうな16分グルーヴ、パワフルな歌声で時代を突き進んできたTower Of Powerの40周年記念ライブ。 ドラマーのDavid Garibaldiが大好きでよく聴いていました。

ー自身のプレイの長所、心がけている点は?
田口:正直に言うと自分の技術は下の中くらいだと思っています。長所などおこがましくて言えません。心がけている点は「ノエル・ギャラガー(oasis)+グスタフ・ノリアン(mando diao)」のイメージです。クールだけど感情的なパフォーマンス。抽象的ですがそんな感じです。まだまだ発展途上ですがコーラスワークの繊細な表現も心がけています。気を抜くとすぐ乱れてしまうので練習が必要です。あと、プレイとは少し違うかもしれませんが、先日共演したLolasのTim Boykinさんから学んだ「煽る」ことを今後は自身のパフォーマンスに取り込んでいきます。
木村:良くも悪くも、丁寧になりすぎないところだと思います。まずは自然体である事。無駄な固さを心身共になくす事が第一です。僕は大雑把で細かいことが苦手で嫌いです。なのでドラムを叩く時は感覚的に身を任せつつも冷静である部分もなくさない事を大事にしています。

ー主な使用機材を教えてください。
田口:Gibson ES-335、Fender USA Telecaster
木村:ペダルはPearlのエリミネーターシリーズの踏み心地が一番好きです。重すぎず軽すぎない。スティックは、ずっとVic Firthの5Bを使用してます。実際に叩いている時の重量バランスが素晴らしいです。

ーワンマンやUKツアー、Mark Frithとの共演などワールドワイドな活動ですが、驚きやとまどいはありませんか?
田口:まさに自分のやりたかったことですので戸惑いは全くありません。ですがこんなにトントン拍子で話が進んでいることには驚きを感じています。同時にそれだけ責任も感じていますね。自分が、自分たちが主体的に動けば動くほど船は進みますが、どこかで歩みを止めてしまうと船は簡単に停まってしまい、風に流されてどこかあらぬ方向へ向かってしまいます。カッコつけて言いましたが、DIY精神を持ってやっていこうという話です。そうすれば自分たちもファンの皆さんも驚くことを実現していけると確信しています。
木村:驚きよりも楽しみの方が大きいです。Mark Frithとの共演も、ワクワクが止まりません。ただ1つ不安なのは、UKツアーの荷造りです(笑)

ーUK、日本のロック・ファンに「The Mayflowersのココを見ろ!聴け!」っていう点をどうぞ
田口:バンドのキャッチコピーであるように、素晴らしいグッドメロディ、楽器がひとつ増えたかのような三声のコーラスワーク、そしてポップソングをロックに演奏する、この三点を味わってください!よくライブ後にお客さんから「アルバムよりもハードですね」と言われますがロックに演奏する部分がまさに表現できているのではないかと思います。ロックンロールポップバンドと言えるかもしれません。
木村:まずはThe Mayflowersを見て、聴いてほしいです。音楽は、ジャンルを超えて無限の可能性を秘めています。その可能性の形の1つを見た人に体現できると信じています。

ー最後にファンにメッセージをお願いします
田口:2016年はThe Mayflowersにとってさらなる飛躍の年になること間違いありません!これまでのファンの皆さんのビッグサポートに感謝します!そして今後も熱い応援よろしくお願いします!!
木村:いつも応援していただいている皆さん、ありがとうございます。これからの音楽シーンをThe Mayflowersで盛り上げていきたいと思います。よろしくお願いします